今回は海外の暗号資産取引所「Bybit (バイビット)」の口座開設方法(登録)と本人確認(KYC)の必要書類について日本人向けに解説していきます。
また、Bybitの日本語対応状況、メリット・デメリットに関しても紹介していきます。
「Bybit」について、「聞いたことはあるけどよく分からないし、必要ないでしょ?」と思っているかたもいらっしゃるかもしれません。
ですが、国内の取引所だけでは欲しい銘柄が無かったり、サービスも限られていたりします。
暗号資産取引を行う上で、海外取引所は必要不可欠となりますので1つは開設しておくことをオススメします。
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- Bybitのメリットとデメリット
- Bybitの登録と口座開設方法
- KYC(本人確認)のやり方と必要書類
Bybit(バイビット)の基本情報

Bybit(バイビット)の基本情報
社名 | Bybit Fintech Limited |
所在地(登記地) | アラブ首長国連邦 |
設立 | 2018年3月 |
資本金 | 非公開 |
公式HP | Bybit |
Bybit(バイビット)の概要
Bybitは、海外の暗号資産取引所となります。
特に、トレーダーに愛用される取引所であり、CoinMarketCapの「トップ仮想通貨デリバティブ取引所ランキング」では3位にランクインしています。(2022/11/26現在)
日本語対応もバッチリのため、日本でも利用しやすく、扱っているサービスや仮想通貨の種類も多いため、是非口座開設しておきたい暗号資産取引所となります。
※Bybitは2022年にグローバル本社をシンガポールからアラブ首長国連邦に移転しました。
Bybit(バイビット)の登録・口座開設方法
早速、Bybit(バイビット)の登録・口座開設方法の方法を説明していきます。
所要時間は早ければ5分もかかりません。
①公式サイトにアクセス
まずは公式サイトにアクセスしましょう。
以下のリンクから公式サイトに飛べます。
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②メールアドレスとパスワードを登録

公式サイトにアクセスしたら、以下の情報を入力しましょう。
今回はEメールアドレスでの登録で紹介をしますが、電話番号やGoogleアカウントでの登録なども可能となっています。
- Eメールアドレス
- パスワード
③認証コードを入力

登録を行うと、入力した認証コード6ケタが届きます。
これを確認し、登録画面に戻って入力しましょう。
④口座開設完了
登録と口座開設だけならこれで完了です。
スマホで操作している方は、スマホアプリもダウンロードしておきましょう。
アプリがダウンロードできたら、ログインして使用しましょう。
- 携帯電話SMS認証
- Google 二段階認証
⑤本人確認登録(KYC)、セキュリティ設定(二段階認証)を行う
本人確認登録
KYC認証を行わないと機能が制限されており、入金や取引などのサービスの利用ができません。
- パスポート
- 運転免許証
- 永住許可証
- マイナンバーカード
※顔写真付きのもの
こちらの記事で詳しく本人確認に関して詳しく紹介しています。

二段階認証
まずは2段階認証を設定しておきましょう。
パスワードなどが漏洩した際に大切な資産を守れない可能性があります。
詳しい進め方を後ほど紹介します。
- 携帯電話SMS認証
- Google 二段階認証
⑥キャンペーンを活用して入金や取引を実行

Bybitは登録後の時間制限などがありますが初回入金キャンペーンなどを行っていることが多くあります。
登録後は、まずキャンペーンの詳細などを確認しお得入金や取引を行っておきましょう。
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二段階認証の設定方法
セキュリティにおいて重要な役割を果たす『二段階認証』の設定方法を詳しい手順で紹介していきます。
海外の取引所で送金などを行うためには多くの場合、この二段階認証が必要となります。
二段階認証では専用のアプリ「Google Authenticator」を使うので事前にダウンロードしてください。
二段階認証の設定手順4ステップ
「Google認証」をクリックするとメール認証の画面になります。
「認証コードを送信する」をクリックすることで、登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるので確認し、入力してください。
※待っているだけだと認証コードが届きません。

メール認証が完了すると、QRコードのスキャン画面になります。
二段階認証の専用のアプリ「Google Authenticator」を開き、QRコードをスキャンしてください。
ダウンロードがまだの方は少し記事を前に戻って頂けるとダウンロードリンクがあります。

アプリの画面にBybit(バイビット)の二段階認証コードが表示されます。
先ほどの画面の、QRコードの下にある「Google認証コード」の中に、表示された数字を入力してください。
これで二段階認証の設定は完了です。
※認証コードの数字は一定時間ごとに更新されます。時間内に入力が必要です。

Bybit(バイビット)のメリットとデメリット
ここからは、Bybitのメリットとデメリットについて紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
日本語に完全対応している サーバーが強い 取引量が多い サービスの種類が豊富 取扱銘柄が多い | 日本円を直接入金できない 日本で利用できなくなる可能性がある |
メリット
①日本語に完全対応している
日本人にとって非常に嬉しいポイントとして、日本語対応があります。
Bybitでは、「160以上の国・地域で16言語に対応」しているため、多くの国で使用しやすいくなっています。
Bybit 公式HPでは言語を日本語に切り替えて使用できますし、スマホアプリも日本語に対応しています。
②サーバーが強い
Bybitはサーバーが強いのも1つの特徴です。
セキュリティのことを考えても、サーバーの強さは重要です。
資産を預ける場所でもあるため、サーバー自体が使い物にならなければ信頼して利用できません。
突然、銀行から引き出しが出来なくなるようなエラーがあったら怖いのと一緒です。
ですが、Bybitの場合は、HPに「99.99%のシステム稼働率、サーバーダウンタイムなし」との記載があります。
つまり、サーバーダウンなどのリスクはかなり低いということですね。
③取引量が多い
Bybitの良い点の1つに利用者の多さ、そして取引量の多さがあります。
今持っているトークンのトレードを行おうと思っても、取引量があまりに少ない状態だと流動性が生まれず、中々トレードが成立しないこともあります。
その点、取引量が多いBybitならすぐにトレードできることが多く、急いでいるときにもおススメです。
また、取引量が多くても10万TPSという処理能力で市況による一瞬の変化での影響を受けづらくなっています。
④サービスの種類が豊富
Bybitの魅力はサービスの幅広さにもあります。
基本となる現物取引などや先物取引だけでなく、コピートレードなども人気があります。
NFTのマーケットもありますし、できないことを探す方が難しいくらいです。
- 現物
- デリバイティブ
- コピートレード
- 暗号資産の購入
- 資産運用
- Bybitアカデミー
- NFTマケプレ
- Bybit Cloud
⑤取引銘柄が多い
Bybitの強みは何といっても取引銘柄の多さにあります。
他の取引所と比較しても、非常に種類が豊富であるため、「Bybitだけでも十分かな?」と思うレベルです。
昨今では、暗号資産関連の様々なプロジェクトやサービスが次々と登場しています。
そして、それぞれ独自のトークンを発行することも少なくありません。
こういった時、取り扱い銘柄が自分の開設している口座では取引が出来ないとなれば、新たに対応している口座を開設する必要が出てきます。
口座を複数開設して持っておくだけでも資産管理が大変となってしまいますので、取り扱い銘柄の多いBybitがおすすめとなるわけです。
デメリット
①日本円を直接入金できない
Bybitは海外取引所であるため、日本円を直接入金することはできません。
日本円からBybitに入金する際の手順は以下の2パターンの方法があります。
「国内取引所を経由して入金」の方が手数料が安くオススメです。
ただし、急いでいる場合や手間が嫌いな方などは「クレジットカードで購入」するのも良いのではないでしょうか?
定期的にクレジットカード入金の手数料が掛からないキャンペーンなどを行っているので、そういったタイミングを活用しましょう。
- 国内取引所に日本円を入金
- 国内取引所を利用し、日本円で「XRP(リップル)」を購入
- 国内取引所から「XRP」をBybitに送金
- Bybitで「XRP」を「USDT」にトレード
- 「暗号資産の購入」を選択
- 「ワンクリック入金」を選択
- 「USDT」を選択し、購入額を決定
- クレジットカードを登録し、決済
入金はどちらの方法でも大丈夫でも良いのですが、日本円での出金には国内取引所が必要となります。
まずは、Bybitと一緒に「GMOコイン」も開設しておきましょう。
国内取引所の中でも各種手数料が安く、おすすめです。

更に詳しい入金方法の詳細はこちら

②日本で利用できなくなる可能性がある
海外取引所を利用する上での一番の懸念点は「日本で利用できなくなる可能性がある」ということです。
暗号資産関連の法律はまだまだ整備がされておらず、明確に決まっていないことも多いのが現状です。
今は利用が可能ですが、法律などの観点から日本の取引所を設置していないBybitは利用が出来なくなる可能性があります。
また、逆に日本への上場をした場合に現在利用できるサービスなどに制限がかかる可能性もあることを知っておきましょう。
Bybitを開設して暗号資産取引を学ぼう
今回紹介したようにBybitは簡単に口座開設が可能です。
更に、非常に多くのサービスを提供しており、「Bybitアカデミー」という学習コンテンツも充実しています。
日本語に対応しており、仮想通貨初心者の方にも非常に有益なコンテンツです。
是非、一度しっかりと学ぶ時間を取ってみてください。
Bybitを利用することで、いかに様々な手段で資産を運用することが出来るかを知ることになるでしょう。
もちろん、「国内取引所で現物購入だけ」という資産運用もアリですが、Bybitのステーキングなどの機能を使えばより効率的な運用が可能です。
詳しくはまた機会があれば別記事で。
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