昨今、SNSで気軽に参加できる「懸賞企画」が非常に増えています。
各企業もPRの一環として懸賞企画を毎日多く実施しており、1つのマーケティング手法として確立されています。
また、こうした懸賞に参加する人たちの「懸賞界隈」などもあり、1日に沢山の当選をするプロのような方までいらっしゃいます。
今回はそんな懸賞において、穴場とも言える仮想通貨系の懸賞企画「Giveaway(ギブアウェイ)」について詳しく紹介していきます。
ちなみに、私は懸賞企画を開催する側として毎日のように企画を実施中です。
また、2019年頃には現在と別垢で1か月で数百件の企画開催を行っていました。
こういった経験などから、Giveawayに参加する方法や当選のコツを詳しく解説していきます。
仮想通貨のGiveawayとは
Giveawayとは、仮想通貨やNFT、それに関する購入権利などを無料でもらえる懸賞企画のことです。
TwitterやYouTube、DiscordなどのSNSで実施されることが多く、参加方法は簡単で、誰でも気軽に参加することができます。
例えば、私の場合は仮想通貨に慣れていない方のためにPayPayなどもお配りしています。
ただ、景品の提供者次第ではそういった方法は取れないため、仮想通貨も受け取れるようにしておいた方が機会損失は少なくなります。
Giveawayに参加するメリット
Giveawayに参加するメリットは、無料で仮想通貨やNFTなどの景品をもらえる点です。
また、主催者側にもメリットがあります。
例えば、新しい仮想通貨プロジェクトがGiveawayを実施することで、プロジェクトの認知度を高め、ユーザーを獲得することができます。
こういった目的から企業や団体などから景品が提供されていることが多く、謎の高額現金企画ばかりの懸賞企画よりも現実的な当選が見込めます。
※個人的な主観ですが、高額企画の多くは詐欺です。
Giveawayに参加するデメリット
一方、Giveawayに参加するデメリットは、詐欺に遭う可能性があることです。
Giveawayの詐欺は、仮想通貨を無料でもらえるという甘い言葉で誘い込み、個人情報を盗み取ったり、金銭を騙し取ったりするものです。Giveawayに参加する際は、アカウントが信頼できるかをよく確認し、怪しいと感じたら参加しない方がよいでしょう。
仮想通貨の世界は法整備がまだまだ完全ではなく、ハッキングや詐欺も多い世界です。
対策はしっかりとしておきましょう。
更に、税金の問題もありますので、しっかりと理解をしたうえで参加をしていきましょう。
Giveawayの参加方法
Giveawayは、様々な媒体(X,YouTube,Instagramなど)で実施されますが、主にX(旧Twitter)が主流となります。
そのため、今回はXでの参加方法を紹介していきます。
Giveawayの探し方
Giveawayに参加するには、まず企画を開催している企業やプロジェクトの公式アカウントをフォローし、情報をチェックする必要があります。
Giveawayの情報を探すには、以下の方法があります。
- Giveawayを実施している企業やプロジェクトの公式アカウントなどをフォローする
- Giveawayに関するハッシュタグを検索する
- Giveaway情報のまとめサイトを利用する
主に有効なのは企業や公式アカウントのフォローです。
ただし、公式だから安心ということではなく、そもそものプロジェクト自体が詐欺の可能性もあります。
また、Giveawayの特徴的な点として、「仮想通貨系のインフルエンサー」が主にGiveawayを請け負っている点があります。
まだまだ人口の多くない業界のため、信頼できる方をフォローしておくことが重要となってきます。
私のXアカウントはこちら↓
Giveawayへの応募方法
Giveawayへの応募方法は、企業やプロジェクトによって異なります。
Giveawayへの応募方法の例としては、以下のようなものがあります。
- いいね、リポスト(RP)、引用ポスト
- Discordへの参加や発言
- Giveawayの専用サイトから応募フォームに入力
Giveawayへの応募方法は、Giveawayのポスト(ツイート)や詳細ページに記載されていますので、確認するようにしましょう。
外部サイトと連携しているパターンもありますが、詐欺サイトのリスクもあるため、詐欺対策だけはしっかりと行ってください。
Giveawayの参加準備
Giveawayでは、主に仮想通貨やNFTが景品となります。
これらを受け取る方法は主に「暗号資産取引所で受け取る」「暗号資産ウォレットで受け取る」の2つの方法となります。
それぞれの受け取り方法と、特徴についても紹介します。
暗号資産取引所で受け取る場合
原則、受け取りは暗号資産取引所がおススメです。
ウォレットなどで受け取っても良いのですが、ガス代(手数料)が必要になったりするからです。
取引所での受け取りには、以下のような手順があります。
口座作成から当選景品の受け取りまで
まずは口座開設を行いましょう。
おすすめは取扱銘柄の多い海外取引所です。
P2P取引などでLINE PayやPayPayでの出金も可能です。
個人的には以下の2つが特におすすめで、それぞれ取扱銘柄が違ったりもするので、どちらも開設しておくのが良いでしょう。
以下の記事で、それぞれの開設方法から初期設定などを解説しています。
普段使っているアカウントでも良いのですが、どうしてもリポストなどが多くなるため、いわゆる「懸賞垢」を準備しておきましょう。
X(旧 Twitter)のアカウントと共に、Discord(ディスコード)のアカウントも作成しておくと参加がスムーズになります。また、可能ならテレグラムも用意しておくと更に幅が広がります。
実際にGiveawayに参加してみましょう。
当選後、受け取りの際に仮想通貨の受け取りアドレスが必要となるケースが多くあります。
各取引所ごとに、「入金」を選択し、「仮想通貨銘柄名」を選択。
企画実施者より伝えられた「チェーン」に合わせて受け取りアドレスを提出しましょう。
頻繁に見かけるのは、「USDT」という通貨を「BSC(バイナンススマートチェーン)」というチェーンで送られてくることが多いので、これだけは覚えておくと安心です。
※1USDT=約1ドル の通貨です。
暗号資産取引所で受け取る際の注意点
- 対応していない銘柄は受け取れない
- 同じ銘柄でもチェーンを間違えると紛失扱いになる
- NFTは受け取れないケースがほとんど
暗号資産ウォレットで受け取る場合
ウォレットでの受け取りは、「NFTの受け取りが可能」「上場前のトークン受け取りが可能」などのメリットがあります。
暗号資産取引所だけでは不足する部分を補うのに必要なので、是非用意しておきましょう。
ウォレット作成以外は、取引所での方法と大きく変わりません。
ウォレットを作成する
Giveaway参加用のウォレットに重要なのは、安全性やチェーンの対応数などです。
Bitgetが出資している「Bitget Wallet」が個人的には一番使いやすいのでおすすめです。
ウォレットで受け取る際の注意点
- ウォレットを作成しただけでは資産の移動ができない
- ウォレットだけでは日本円に変える手段が無いことがほとんど
- あくまで暗号資産取引所の開設は必要
懸賞企画、Giveawayなどのプレゼント企画で当選するコツ
ここからは、懸賞に参加する側としても、企画する側としても多くの企画に関わってきた私の偏見でのお話です。
これをやったから確実に当選するとか、そういった話ではありません。
都市伝説みたいなものだと思って読んでくだされば幸いです。
ただ、先に一言でまとめるのであれば「参加する側は主催側の気持ちを考えて参加する」ということが需要なポイントだと思ってください。
①すべての参加条件を達成
まず、当たり前のことのように思えますが、案外抜けの多いのが「条件達成」です。
条件達成は、以下の様な参加タスクをしっかり終えることを指します。
- フォロワー
- いいね
- RT
- 引用RT
- 引用元RT
- ○○参加
- ○○登録
抽選には、「完全に抽選ツールのみを使用する方法」「ツール+目視確認」「リプや引用から目視で選ぶ」など様々な方法があります。
ただ、どれを取っても、「参加条件の達成」は必要となっています。
1つでも抜けているだけでツールなどで弾かれたりもするので、まずは抜けの無いように実行しましょう。
案外、不足している方はいます。
②参加条件達成の証明をする
①をしっかりと実施しただけでも差はちゃんとつきますが、更におすすめなのが「証明」です。
特に参加条件に何かしらの登録が必要な場合は、皆さん面倒くさがって参加しなかったりします。
更には、参加してはいますが「登録したフリ」をする方も多くいらっしゃいます。
こういった時、開催側としては「ちゃんと登録してくれたのが確認できる人」を当選者として優先するケースは多くあります。そもそも参加条件がそうなっているので当たり前ですよね。
となると、「本当に登録したことが分かる証明」をリプなどでコメントするだけで当選確率は上がります。
もちろん、登録する条件だけでなく、フォローや引用元のRTなどをスクショで証明するのも効果的です。
③とにかく目立つ
①で解説したように、抽選方法は主催者によっても様々です。
ですので、「目立つこと」が結構重要だったりします。
たまにあるのが同じ内容の企画で、「重複当選不可」というケース。
こういった重複当選は、どれだけツールで抽選しても限界があることも。
そうなった時、リプ欄から連絡が取りやすそうな方を選んで当選とさせて頂くなんてこともあります。
「目立つ」ことには価値が発生しやすいので、積極的にリプや引用などで企画を盛り上げるのがオススメです。
④参加する企画者の狙いを決める
当選のコツの紹介を始める前に伝えた「参加する側は主催側の気持ちを考えて参加する」に関する大事なポイントとなるのが、「狙いを決める」ことです。
③の内容の発展で、一定の人に目立ちに行くのです。
つまり、自分の中で決めた企画者と仲良くなってしまおうという作戦です。
企画などは、参加者が居なければ成り立ちません。
ですので、参加してくれる皆さんに感謝していますし、いつも盛り上げてくれる方は特に印象に残るものです。
実際、私の場合は、通常の当選枠にプラスして沢山参加してくれているのに当選しない方に特別枠を設けて追加当選とさせて頂くこともあります。
⑤当選報告をする
当選した後の対応も、今後の当選にとっては重要です。
当選した後は、「@○○様 の企画で当選しました!」の様な、メンション付きの当選報告を心がけましょう。
金額の大小に関わらず、なるべく報告ポスト(ツイート)をするのがオススメです。
中には、こういった報告をしてくれる方を優先する方もいらっしゃいます。
⑥フォロワー数を増やす
ここまでの解説でも分かる通り「参加する側の影響力」も重要となります。
フォロワー数、アイコン、バナーなどの「見栄え」は企画者側も見ていたりします。
特に「フォロワー数が一桁」だったり、「アイコンが初期のまま」みたいなアカウントはツールで除外することも出来ます。それくらい、サブ垢やbotへの当選はして欲しくない時があるのです。
実際、当選連絡をしても返信がなくて、結局再抽選ということも沢山経験しました。
Giveaway当選のコツ まとめ
いかがだったでしょうか?
裏技ではなく、「当たり前のことを当たり前にする」という内容でした。
特別なことでは無いので直ぐにできます。
お互いに「Win-Win」な関係を心がけていきましょう。
今回紹介した方法は、仮想通貨のGiveawayを中心としたものでしたが、一般的な懸賞でも活用できる方法です。
是非、今後の懸賞活動に活かしてみてください。
また、今後に備えて仮想通貨の知識も増やしていきましょう。