今回は「Xverse(エックスバース)」について紹介をしていきます。
Xverseは、ビットコインのトークン規格である「BRC-20」に2023/6/2時点で対応している数少ないウォレットの1つです。
特に特徴的なのは「スマホアプリに対応していること」です。
今回、私も初めてインストールしてみたので、実際のインストール方法や注意点を紹介していきます。
・Xverse(エックスバース)のインストール、ウォレット作成方法
・Xverse(エックスバース)の利用上の注意点
Xverse(エックスバース)とは?BRC-20対応ウォレット
Xverseの基本情報
XverseはBRC-20、ビットコインの新たなトークン規格に対応したウォレットアプリです。
これにより、BRC-20トークンをスマホから手軽に管理することが可能となっています。
PCよりもスマホを利用する方も多いと思うので、今回取り上げることとしました。
Xverseは、PC版も利用可能です。
ただし、後述する「UniSat Wallet(ユニサット・ウォレット)」の方がおすすめとなります。
BRC-20について詳しく知りたい方はこちら↓
PCならUniSat Walletがおすすめ
現在、BRC-20対応ウォレットの中でも人気が高く、独自マーケットもある「UniSat Wallet(ユニサット・ウォレット)」は、まだスマホアプリが無い状態です。
PCの方は、こちらのUniSat Walletの方がオススメとなるので、気になる方は下記の記事をご覧ください。
BRC-20対応ウォレットの種類
Ordinals Wallet
専用のマーケットプレイスも存在する有名なウォレット。
ウェブブラウザ上で利用。
Xverse Wallet
Stacks(STX)という技術を活用してWeb3.0環境にも対応。
ライトニングネットワークを使用し、高速送金も可能。
UniSat Wallet
専用のマーケットプレイスでBRC-20トークンを取引可能。
PCブラウザの拡張機能で使えるので、使用しやすい。
Xverseのインストール方法
インストールに必要な準備
今回は、スマホアプリでの利用を目的として、インストール方法を紹介していきます。
Xverseのインストールはスマホであればアプリがあるため、特別な準備は必要ありません。
PCを使用する場合は、GoogleChromeやBraveなどの自分の状況に合ったブラウザをご利用ください。
拡張機能として使用可能です。
インストール手順
まずはダウンロードページにアクセスします。
仮想通貨関連の検索には、悪意のある広告が表示されることも少なくありません。
安全性を確保するためにも、検索ではなく、公式ページなどからダウンロードすることを強く推奨します。
公式サイトにアクセスして、自分の端末に合わせてダウンロードリンクを選びましょう。
次に、新規ウォレットを作成していきます。
まずは画面の「Create new wallet」を選択しましょう。
次の画面で、プライバシーポリシーなどの規約を確認し、「Accept」を押して先に進みましょう。
次に、シードフレーズのバックアップを行いましょう。
シードフレーズは、ウォレットの復元などに必要な情報となるため、厳重に管理してください。
紛失したら資産を失うこととなりかねませんし、誰かに知られてしまうと資産を盗まれる可能性があります。
ハッキングなどの恐れもあるため、オンラインでの管理はなるべく避け、オフラインでの管理を行いましょう。
続いて、アプリにログインするためのセキュリティ設定を行っていきます。
「パスワード」や「Face ID」の設定を手順に沿って行っていきましょう。
これで問題なく利用できます。
XverseをBRC-20に利用するための注意点
トークンの送受信について
BRC-20トークンの送受信には細心の注意が必要です。
アドレスを間違えて送金してしまうと、そのトークンを回収することは困難となります。
送金する際は、必ず二度三度確認し、間違いのないようにしましょう。
特に、気をつけなければならないのが、ウォレットアドレスに種類が存在することです。
現状で4種類あるのですが簡単な違いを見ておきましょう。
アドレスの種類 | アドレスの特徴 |
---|---|
「bc1q」から始まるアドレス | SRC-20 トークンに対応したアドレス |
「3」から始まるアドレス | 複数の秘密鍵が必要なマルチシグを使ったアドレス |
「bc1p」から始まるアドレス | BRC-20 トークンに対応したアドレス |
「1」から始まるアドレス | 秘密鍵が一つ必要なアドレス |
ちなみに、「m」や「n」から始まるものはテスト環境のアドレスとなります。
【BRC-20トークンの受け取りに利用するなら「bc1p」】
「bc1p」のウォレットから、「bc1q」のウォレットにトークンなどを送ろうとした場合、中には対応していないものもあるようです。
対応していない場合、そのトークンを失ってしまう可能性もあるため気を付けましょう。
XverseでOdinals、BRC-20トークンの受け取り方法⓵
実際に使用を開始してから、アドレスタイプを切り替える場合は以下の通り操作してください。
画面左下がウォレットマークが財布のマークになっているかご確認ください。
画面真ん中の「Receive」ボタンを押して、受け取りに進みましょう。
上から2つ目のアドレスタイプを選択しましょう。
Odinals、BRC-20トークンなどを受け取るためには、「bc1p」から始まるアドレスタイプを選ぶようにしましょう。
XverseでOdinals、BRC-20トークンの受け取り方法②
画面左下がウォレットマークが財布のマークになっているかご確認ください。
画面真ん中の「Receive」ボタンを押して、受け取りに進みましょう。
上から2つ目のアドレスタイプを選択しましょう。
Odinals、BRC-20トークンなどを受け取るためには、「bc1p」から始まるアドレスタイプを選ぶようにしましょう。
トークンの保管について
トークンの保管も重要なポイントです。
Xverseは、その保管場所となりますが、ウォレット自体のセキュリティ維持も忘れずに行いましょう。
定期的なパスワードの変更や、ウォレットのバックアップを取るなど、対策をしっかりと行いましょう。
NFT購入などに関して
Xverseは独自のマーケットを今のところ持っていません。
ですので、NFTなどが欲しい方はUNISATなどを利用することとなります。
スマホアプリにはブラウザ機能が存在しますので、そちらからアクセスして利用するようにしましょう。
BTCの購入ならDMM Bitcoin
BRC-20は、ビットコインの規格であるため、基本的にトレードなどをする際の手数料なども全てビットコインで支払うこととなります。
そのため、まだ仮想通貨の取引口座をお持ちでない方や、手数料が気になる方は「DMM Bitcoin」をご活用ください。