今回紹介する「caTank」というプロジェクトは「保護猫を救う」ことを目的とした日本のプロジェクトです。
猫好きな方はご存知かもしれませんが、以前よりもペットとして「猫」を飼う家庭が非常に増えています。
過去数年を見ると、保護猫の殺処分は減少してきています。
これは、新たに猫を飼う際に引き取ってくださる家庭もあるからだと思います。
ただし、まだ年間で19,705匹もの殺処分が行われています。
これは保護犬の殺処分数の5倍近くになります。
※対象期間:令和2年4月1日~令和3年3月31日(2020年4月1日~2021年3月31日)
※引用元:環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]
こういった保護猫に関するプロジェクトとなるので、猫好きの方にはおススメのプロジェクトとなるでしょう。
それでは、実際にどういった特徴のあるプロジェクトなのかを確認していきましょう。
caTank(キャッタンク)とは

caTank(キャッタンク)の基本情報
プロジェクト名 | caTank |
---|---|
ジャンル | NFT |
ブロックチェーン | ETH(イーサリアムチェーン) |
公式Discord | caTank公式Discord |
公式Twitter | caTank公式Twitter |
※紹介内容はブログ記事の更新時点のものです。あくまで最新情報は公式情報をご覧ください。
※今回紹介するプロジェクトの購入を促すものではありません。
※必ず投資はDYORでお願いいたします。
caTank(キャッタンク)の特徴

①売上の一部を保護猫カフェに寄付
caTankは、NFTの売上の一部を保護猫カフェに寄付することで保護猫を救います。
では、なぜ保護猫カフェに寄付をすることで保護猫を救えるのかを知ってもらうために「保護猫カフェ」自体の説明をします。
保護猫カフェとは
「保護猫カフェ」は、様々な事情などで保健所や動物愛護団体に保護された猫がいる猫カフェです。
売上の一部を動物愛護団体に寄付したり、猫たちの医療費に充てられたりすることもあります。
また、条件などが合えばお客さんが里親として猫を引き取ることも可能となっています。
NFTの売上の35%を保護猫カフェに寄付
caTankでは、保護猫カフェにNFTの売上の35%を寄付します。
更に、販売後のNFTは「Opensea」などのプラットフォームで取引ができるようになります。
こういった2次流通の中で発生する取引手数料10%のうち全額に関しても寄付するようです。
これにより、保護猫に関して深い知識や理解のある保護猫カフェの運営が盛んとなり、より多くの保護猫を殺処分から救うことに繋がるのです。

②寄付金の使用用途は保護猫カフェがツイート
このプロジェクトは現実世界の保護猫カフェと連携しているだけでも、いわゆる「ラグ」「スキャム」といったような詐欺の可能性が低いと私は思っています。
さらに、実際に寄付した寄付金に関しては使用用途を保護猫カフェの各店舗がTwitterで報告するそうです。
実際にこういった姿が見えると、「NFTを売買しよう!」と思いやすいので良いですね。
「ラグ」「スキャム」の可能性が低く、素直に多くの方が応援したいと思えるプロジェクトは貴重だと思います。
③保護猫カフェに行くことで店舗限定NFTフリーミント
caTankのホルダーは、実際に提携している保護猫カフェに行くことで、店舗限定NFTのフリーミントが可能となるようです。
世の中の猫好きの多さを考えると、貴重なNFTになるかも?
実際に「保護猫カフェに行ってみたい!」と思える施策があるのは非常に面白いと思います。
なんにしても、保護猫カフェに行く口実になりますね!(そういうことじゃない)
保護猫カフェに行く動機付けとしては十分だと思います。
④その他にも保有メリットが沢山!

caTankを保有していることによるメリットは、店舗限定NFTのフリーミントだけではありません。
/
- 一定枚数保有することでオリジナルTシャツプレゼント
- caTank第二弾での特典
などの保有メリットもあるようです。
特に第二弾が既に予定としてあるので、今後に期待ですね。
提携発表済みの保護猫カフェ一覧(2022/10/15更新)
次に、実際に提携を発表されている保護猫カフェの情報を紹介します。
こちらは都度更新していこうと思います。
既にこれだけの実店舗との提携が発表されています。
店舗毎のTwitterやHPを拝見しましたが、どこも気になる店舗ばかりでした!
店舗名 | 地域 | 公式Twitter | 公式HP |
---|---|---|---|
保護猫喫茶 要にゃんこ亭様 | 東京 | @kanamenyankotei | 要にゃんこ亭 |
保護猫カフェ Meooow!様 | 東京 | @meooow_cat1123 | Meooow! |
保護猫カフェ 浅草ねこ園様 | 東京 | @asakusanekoen | 浅草ねこ園 |
猫カフェ mfmf様 | 神奈川 | @catcafemfmf | mfmf |
和猫カフェ様 | 神奈川 | @wanekocafe | 和猫カフェ |
保護猫カフェ Aelu様 | 愛知 | Aelu | |
保護猫カフェ みーちゃみーちょ様 | 大阪 | @miciamicio_neko | みーちゃみーちょ |
猫カフェ Tango様 | 京都 | @tango29574259 | Tango |
保護猫カフェ 猫の道草様 | 和歌山 | @nekonomichikusa | 猫の道草 |
保護ねこるーむ Boron様 | 徳島 | Boron | |
保護猫カフェ ヌーベルバーグ様 | 沖縄 | @22nouvellevague | ヌーベルバーグ |
caTankの購入方法
既にセールを終えているコレクションであるため購入には、Openseaなどで2次購入をする必要があります。
ただ、購入には準備が必要です。
初心者の方向けに詳しい準備方法を解説していきます。
不要な方は飛ばしてしまってください。
NFTの購入準備
①仮想通貨口座を開設
NFTの購入にはETH(イーサリアム)が必要となります。
購入には取引口座が必要となります。
国内の取引所では4つの手数料が無料の「GMOコイン」がおススメです。
仮想通貨の取引の際、毎回の手数料を安く抑えるように気を付けなければ見かけ上は利益があっても手数料で損をしてしまうので気をつけてください。
手数料が安い2つの取引所の開設方法↓


②ETH(イーサリアム)を購入
作成した取引口座で必要なETHを購入しましょう。
この時、ガス代(手数料分)も含めて多めに購入することに気を付けてください。
2次流通で購入する場合は、事前にOpenseaなどで価格を確認しておきましょう。
③メタマスクを作成
NFTを購入するには、取引口座からETHをウォレットに移動させておく必要があります。
そこで、よく利用するのは「メタマスク」です。
作成していない方は、まずこちらを参考に作成しておきましょう。

④メタマスクにETHを送金
ETHの購入、メタマスクの準備が出来たらメタマスクにETHを送金しておきましょう。
送金が出来たら、準備完了です。
2次流通で購入する
- 公式DiscordなどからOpenseaページへ
- Openseaとメタマスクを接続
- 目的のNFTを選択し、購入
※偽コレクションなどが存在する場合もあるため、必ず公式リンクからOpenseaページを開くようにしましょう。
NFTで社会貢献が当たり前になる?

今回紹介した「caTank」のように、NFTを社会貢献活動などと結びつけていくプロジェクトが増えてきています。
これまでは「募金」「クラウドファンディング」「ボランティア」などの形で行われてきたことかもしれません。
ただ、これだと1回限りになってしまいます。
「NFT」と「社会貢献」との相性の良い点は「売買されたらされただけ手数料が入り続ける」ということです。
もちろん、弱点もあって、「人気がゼロなら売買されない」という問題があります。
ただ、単純なNFTよりも社会的な意味がある点では差別化を図れているのではないでしょうか?
将来、こういった活動が当たり前になってきたとき、まだまだ先駆けと言える「caTank」の注目度は非常に高いものになるかもしれません。